なんとか、やっとこさっとこ改善したようです、一応は
パソコンの不具合の原因や対処法が分からずに、ネット上をウロウロと探しまわった経験は誰にもあるはず
そんな時、小さな記事に助けられたこともありました
いつか誰かの役に立つかもしれないので、今回の経緯を記しておきます
先ず環境
Mac G4 AGP 350
はいもう、この時点で今時の人ではないわけですが
CPUを1.4GHzにアップグレ−ド
ビデオカード、SATAカード、USB2.0カード、光学ドライブ、電源、内部ファン、などほとんどのパーツを増設・換装してきました
この拡張性が、ここまで長くこの機種を使えた理由だと思いますが、同時に不具合の原因も積み込んできたわけです
OSはLeopard10.5.8
PPCとしてはこれが最後のOSとなりますね
そして症状
通常起動、再起動が出来ない
起動ボタンを押すと、アップルマーク画面、Leopardだからグレーのやつね
そこに回転ギアが回りだす、ここまでは通常通り

しかし、しばらくギアが回った後に、コイツが出る

カーネル・パニック警告
ああらおそろしや
コイツの出方がまた、いかにも「落ちましたっ」って感じでストーンと出て来るんです
まあ機会があれば見てください、そんな機会ないほうがいいですけど
で、言われた通りにリセットしても同じ状況になる訳です
試してみたら起動できる方法がいくつかありまして
まずOption起動
起動音の後にOptionボタンを押していると、起動ディスク選択画面になります
ここでシステムを選んで起動する
今の場合選択肢は一つしかないわけですが、それを選べば起動できました
PRAMクリア起動
Command+Option+P+R同時押し、指つります
2回目の起動音ではなす、これも起動できました
セーフブート起動
起動音がなったらShiftボタンを押し、ギアが回りだしたらはなす
時間はかかりますがこれも起動できました
でも毎回こんな事もしていられないわけですが、私はそんなに慌てませんでした
なぜなら、てっきり原因は内蔵電池の消耗で、PRAM関連、起動ディスクの設定が記録されないか読み取れないか、的な事で、電池さえ換えれば大丈夫、と思っていたからです
10年以上Mac使ってればそれくらい分かりますのさ、えへへん
などと余裕をばブッかましておりましたが、いざ電池を交換してもいっこうに改善しない
ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ となりますわな
その後、思いつく処置をあれこれとりまして
改善した直前にとった行動は次のようなことです
まずセーフブートで起動する
その状態でアクセス権修復(これは必要なかったかも)
システム環境設定の「起動ディスク」から起動システムを選択
そのままそこから再起動(「起動ディスク」内の再起動ボタンを使いました)

それで通常通り起動できました
その後はシステム終了してからの起動、通常の再起動ともに元のシステムで立上がってくれています
で、原因は結局わからないわけですが
このような状況で改善したという事は、ハードやOSではなく、後から追加したなんらかのファイルがなんらかな状態になって、こんな事になった、みたいな感じのようです、定かではありませんが
なにひとつ、定かな事はないのですが
あるとすれば、セーフブートって素晴らしい、って事ですか
同じような環境で、同じような状況になった人がどれくらいいるのか、いないのかわかりませんけど
今後現れる可能性もどんどん少なくなって来ると思いますが
もしいたら、何らかの参考になればよいと思います
この夏、Macは新しいOSを発表します
それにともない、いよいよ13年ぶりに本体買い換えも検討しています
後数ヶ月、なんとかガンバッてもらいたい
バックアップは怠りなく
そんな日常です