中日の22日にちょっと行って来ました。
アサヒグラフのタイトルの写真と似た角度で撮影しようと試みたのですが、ちょうど西門の入り口の人の流れの中で、立ち止まる事が出来なくてどうもうまくいきませんでした。

1933年

2012年
さて、お彼岸も終わりますと、10月。
好例の四天王寺古書市、正式には「第12回四天王寺秋の大古本祭り」は、
10月4日(木)〜9日(火)
となっているようです。

私は何の関係者でもないのですが、好例なので告知しておきましょう。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
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29 | 30 | 31 |
さて、以前当ブログで「青空文庫」の小説を、本を読むように縦書きで読めるアプリ「Aozora Bookshelf(現在は機能を拡張してDigiShelfというソフトになっています)」をご紹介しましたが、同じように「青空文庫」対応の縦読みビューア(リーダー)に「AIR草紙」というソフトがあります。
「AIR草紙」
やはりAdobe AIRアプリで、とてもシンプル、且つ多機能な読みやすいビューアとなっております。
「AIR草紙」表示サンプル
で、今回ご紹介するのは、この「AIR草紙」から派生いたしました「えあ草紙」というウェブ版「AIR草紙」サービスです。
ややこしいですか。
「AIR草紙」と「えあ草紙」があって「AIR」のほうがソフトウエアで「えあ」のほうがウェブサービスという事でいいかと思います。
「ワコちゃんおつかいにゆく」というお話です。
えあ草紙で読む←これをクリックすれば別ウィンドウで表示されます。(Adobe FlashPlayer 10.2以上が必要です)
さて、ちゃんと読めたでしょうか、あくまで作例ですから、内容を批評してはいけませんよ。
まずテキストファイルはエンコーディングShift_JIS、改行コードCR+LFにしておきます。
Windowsで作成されたものは通常そうなっているそうです。
Macな人はテキストエディタの設定や、新規保存時の指定などで変更できます。
ふりがなをふったり、画像を入れたりするのもとても簡単な記述で「えあ草紙」のサイトに各種注記の表示サンプルというのがあって参考になりますよ。
クリックで拡大
でそのサンプルの下に3つ入力欄があります。
一番上の「本のURL」というのは、出来たファイルのアップロード先。
txtファイルや、画像を入れるならtxtと画像をまとめて圧縮したzipファイルをアップロードした先のアドレスを入れます。
「本の題名」は縦書き表示された時に左上に出る小さな横書きのタイトル、なにも入れないとファイルのURLが出ます。
「ホームページ」はそのタイトルに貼れるリンクです。何も入れないとファイルをダウンロードします。
これらを記入してその下の「えあ草紙で読む」ボタンを押すとブラウザ別窓で縦書き表示してくれます。
その時のページURLがリンクとして使えるわけです。
「ワコちゃんおつかいにゆく」の場合は
h ttp://www.satokazzz.com/airzoshi/reader.php?
url=http%3A%2F%2Fnakaco.sakura.ne.jp%2Fsblo_files%2Fnakaco%2Ftext
%2Fwakochan.zip&title=%E3%83%AF%E3%82%B3%E3%81%A1%E3%82
%83%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%84
%E3%81%AB%E3%82%86%E3%81%8F&home=
という事になります、結構長いです。いかがでしょうか「AIR草紙・えあ草紙」で、ちょっと作家気分、というのは。
「AIR草紙」Adobe AIRアプリ 要Adobe AIR 2.6以上
http://www.memememo.com/u/sato/f1892/
「えあ草紙 」ウェブ版AIR草紙サービス 要FlashPlayer 10.2以上
http://www.satokazzz.com/airzoshi/
「えあ草紙・青空図書館」えあ草紙を利用した青空文庫ライブラリー
http://www.satokazzz.com/books/
ところで、
ここまで紹介しておいてアレなんですけど、実は現在私が日常使用している古いMac(PPC)はFlashPlayer 10.2に対応していないので、「えあ草紙」見れないんですよ。
なんたること。
というわけで今回はWindowsXPによる検証で投稿しました。
イラスト作者の明記はありませんでした。
「知ってる家なの?」
コップを受けとりながら三郎が尋ねた。もうよほど落ちついていた。
「いいえ。でも水がなきゃあ貴方の口が汚ないと思って……」
「恐れ入った。その家は君、県の警察部長のお邸なんだぜ。大した心臓だなあ」
「あんなことを言ってる。貴方のためじゃありませんか」
(石坂洋次郎『暁の合唱』)