2012年01月25日

70年代日本SF(3)

さて、70年代日本SFの文庫本を掘り返してカバーイラストを見る。
今回は「筒井康隆」の巻です。

最初に読んだのはこれですね。
著者初の文庫版

幻想の未来

「幻想の未来」
角川文庫 1971年8月10日(日付は初版発行日) 160円
カバーは杉村篤氏

絵自体は15世紀の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「十字架降架」の背景に地球を合わせたもの。
杉村氏はこの後も角川文庫の筒井作品のカバーを10作ほど手掛けますが、そこでは自身で絵を描いています。
おもしろい絵がいっぱいです。


霊長類  南へ

「霊長類 南へ」
講談社(ハードカバー)1969年 10月15日 690円
カバーは柳生弦一郎

読書は文庫派、という私ですが、ハードカバーを買った事もあります。
これがその一冊、この長編は5年後の1974年8月に講談社文庫の筒井作品第一弾になります。
実はこの本は第四刷で、買ったときはすでに文庫が出ていたと思います。
カバーを描いた柳生弦一郎氏は絵本作家でおなじみですが、この頃は少しタッチが違いますね。


家族八景

「家族八景」
新潮社 1972年 2月20日 550円
カバー 真鍋博

これもハードカバー。
ハードカバーで買ったのはほとんどこの時期の筒井作品です。
きっと、あんまり面白かったので文庫化が待てなかったのかもしれません。
ごらんの通り値段も安かった。
「家族八景」が新潮文庫の第一作になるのは1975年2月です。
文庫のカバーも真鍋さんでした。


馬の首風雲録

「馬の首風雲録」
ハヤカワ文庫 昭和1972年 3月20日 280円
カバー 新井苑子

新井さんはガッシュの使い手、女性らしい優しく柔らかいタッチが特徴ですが、この作品は戦争もの、戦争と兵隊と新井苑子のミスマッチが逆マッチ、という事です。
線画の挿絵が何点も入っていまして、もはやこの小説の人物や風景は新井さんのイメージ以外考えられないですね。


東海道戦争

「東海道戦争」
ハヤカワ文庫JA 昭和1973年8月10日 240円
カバー 真鍋博

ハヤカワJAシリーズの第一作は「東海道戦争」
これまた面白い短編集でしたね。
こういうのを読んで、どんどんハマっていったわけです。
ここでも真鍋氏のカバーデザインは秀逸。



というわけで、いわゆる御三家の三人目。
関西に住んでいると、毎週テレビで筒井先生を見ることが出来ます。
ああ、元気なのだな、と思い、ホッとしたりするわけです。

関連記事:
70年代日本SF(小松左京の巻)
70年代日本SF(星新一の巻)
70年代日本SF(光瀬龍の巻)
70年代日本SF(眉村卓の巻)
70年代日本SF(半村良の巻)
70年代日本SF(かんべむさしの巻)
70年代日本SF(広瀬正の巻)
70年代日本SF(平井和正の巻)
 

2012年01月01日

賀正 2012

明けました。

 

年賀状2012

 

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

2011年12月24日

暮のご挨拶

ということで、なにかと雑事に追われる歳末。
ブログ更新の時間もなかなか作れませんで、本年もこれが最後でしょうかね。

昭和7年の歳末

昭和7年、銀座の歳末。
後ろに見えるのは松屋デパート、手前はおもちゃの金太郎玩具店ですね。


恒例の略暦です。

平成24年度略暦
クリックで拡大

当節活用する場面もないでしょうが、今年も作りました。
(日にちを入れ替えるだけでいいので簡単)

では本年もお疲れさまでした。
and良いお年を。
 

2011年12月12日

「えあ草紙」で作家気分

さて、以前当ブログで「青空文庫」の小説を、本を読むように縦書きで読めるアプリ「Aozora Bookshelf(現在は機能を拡張してDigiShelfというソフトになっています)」をご紹介しましたが、同じように「青空文庫」対応の縦読みビューア(リーダー)に「AIR草紙」というソフトがあります。

AIR草紙icon
「AIR草紙」

やはりAdobe AIRアプリで、とてもシンプル、且つ多機能な読みやすいビューアとなっております。

AIR草紙サンプル
「AIR草紙」表示サンプル

で、今回ご紹介するのは、この「AIR草紙」から派生いたしました「えあ草紙」というウェブ版「AIR草紙」サービスです。
ややこしいですか。
「AIR草紙」と「えあ草紙」があって「AIR」のほうがソフトウエアで「えあ」のほうがウェブサービスという事でいいかと思います。

 
どういうものかといいますと、この「えあ草紙」は、特にアプリケーションをインストールする必要は無く、現在見ているブラウザから、リンクされたテキストファイルを縦書き表示で読めてしまうというものです。
「青空文庫」はもちろん、「青空文庫」形式に準拠した物ならば自作のテキスト書類も同じように書籍のように読めてしまうわけで、たとえば自作の創作小説などをウェブで公開している人などは、このサービスを使うと、読者にとってはとても読みやすくなりますし、作者にとっても、なんだか本当に本を出版したような気分になれる、ということですね。
具体的にどんな感じなのか、例を作ってみましたよ。


「ワコちゃんおつかいにゆく」というお話です。

えあ草紙で読む←これをクリックすれば別ウィンドウで表示されます。(Adobe FlashPlayer 10.2以上が必要です)


さて、ちゃんと読めたでしょうか、あくまで作例ですから、内容を批評してはいけませんよ。

 
では方法を簡単に。

まずテキストファイルはエンコーディングShift_JIS、改行コードCR+LFにしておきます。
Windowsで作成されたものは通常そうなっているそうです。
Macな人はテキストエディタの設定や、新規保存時の指定などで変更できます。

ふりがなをふったり、画像を入れたりするのもとても簡単な記述で「えあ草紙」のサイトに各種注記の表示サンプルというのがあって参考になりますよ。

Screenshot
クリックで拡大

でそのサンプルの下に3つ入力欄があります。
一番上の「本のURL」というのは、出来たファイルのアップロード先。
txtファイルや、画像を入れるならtxtと画像をまとめて圧縮したzipファイルをアップロードした先のアドレスを入れます。
「本の題名」は縦書き表示された時に左上に出る小さな横書きのタイトル、なにも入れないとファイルのURLが出ます。
「ホームページ」はそのタイトルに貼れるリンクです。何も入れないとファイルをダウンロードします。

これらを記入してその下の「えあ草紙で読む」ボタンを押すとブラウザ別窓で縦書き表示してくれます。
その時のページURLがリンクとして使えるわけです。


「ワコちゃんおつかいにゆく」の場合は

h ttp://www.satokazzz.com/airzoshi/reader.php?

url=http%3A%2F%2Fnakaco.sakura.ne.jp%2Fsblo_files%2Fnakaco%2Ftext

%2Fwakochan.zip&title=%E3%83%AF%E3%82%B3%E3%81%A1%E3%82

%83%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%84

%E3%81%AB%E3%82%86%E3%81%8F&home=

という事になります、結構長いです。
 
自分で見るだけなら、アプリの方の「AIR草紙」をインストールしておけば、直接ファイルを開いて読む事も出来ますよ。

いかがでしょうか「AIR草紙・えあ草紙」で、ちょっと作家気分、というのは。


「AIR草紙」Adobe AIRアプリ 要Adobe AIR 2.6以上
http://www.memememo.com/u/sato/f1892/
「えあ草紙 」ウェブ版AIR草紙サービス 要FlashPlayer 10.2以上
http://www.satokazzz.com/airzoshi/
「えあ草紙・青空図書館」えあ草紙を利用した青空文庫ライブラリー
http://www.satokazzz.com/books/


ところで、
ここまで紹介しておいてアレなんですけど、実は現在私が日常使用している古いMac(PPC)はFlashPlayer 10.2に対応していないので、「えあ草紙」見れないんですよ。
なんたること。
というわけで今回はWindowsXPによる検証で投稿しました。

そろそろなんとかしなければ。
 

2011年11月08日

70年代日本SF(2)

さて、70年代日本SFの文庫本を掘り返してカバーイラストを見る。
今回は「星新一」の巻です。

最初に読んだのはこれだったはず。

きまぐれロボット
「きまぐれロボット」
昭和47年1月5日(日付は初版発行日)角川文庫
カバーは和田誠氏、挿し絵も入ってます。
角川文庫の星作品としては三冊目になります。
一冊目「人民は弱し 官吏は強し」は、父親星一(ほしはじめ)と星製薬を題材としたノンフィクション。
二冊目「きまぐれ星のメモ」はエッセイ集。
三冊目にしてSFショートショートが出たのですね。
薄い本なのに36もお話が入っていました。


ボッコちゃん

ボッコちゃん(裏)
「ボッコちゃん」
昭和46年5月25日 新潮文庫
カバーは真鍋博氏、何はなくとも真鍋先生、挿し絵も入っています。
星新一といえば、真鍋博か和田誠、というイメージですね。


エヌ氏の遊園地
「エヌ氏の遊園地」
昭和46年11月15日 講談社文庫
当時の講談社文庫はどの本も同じカバーでした、表紙と同じ柄で緑色のやつです。
このイラストの入っている部分は、広めの帯、という事になります。

イラスト作者の明記はありませんでした。



夢魔の標的
「夢魔の標的」
昭和48年3月15日 ハヤカワ文庫JA
ハヤカワ文庫JAでの一冊目は、著者初の長編小説です。
カバーは真鍋博。


星作品が現在の読者にも違和感無く受け入れられるのは、物語に時代をはっきり特定しなかったことと、古くなった表現などは丁寧に書き直し作業をしてきたからなのだそうです。

生涯に書いたショートショートは1001作以上。
そのうちいくつ読んだのでしょうか、数えてないのでわかりません。

関連記事:
70年代日本SF(小松左京の巻)
70年代日本SF(筒井康隆の巻)
70年代日本SF(光瀬龍の巻)
70年代日本SF(眉村卓の巻)
70年代日本SF(半村良の巻)
70年代日本SF(かんべむさしの巻)
70年代日本SF(広瀬正の巻)
70年代日本SF(平井和正の巻)
 

2011年10月09日

四天王寺古書市2011秋

四天王寺古書市2011秋

いつもと同じ場所から

 

昨日8日に行って来ました。


良いお天気でした。


3000円ほど使ってしまいました。

 

 

コショタン

 

コショタンいなかった、


いや別にあいたかったわけじゃないけどっ。

 

2011年08月30日


あんまり聞いた事がない唱歌シリーズ 夏の部その3

本日は昭和7年「新訂尋常小学唱歌 第三学年用」から
「波」という歌ですよ

新訂尋常小学唱歌 第三学年用

「波」 文部省唱歌
青いうねり、
波のうねり、
生きてるやうに寄つて來て、
平らな濱に
眞白な布をしく。
かもめがとんで、
海はのどか。

をどる、をどる、
波がをどる、
生きてるやうに寄せて來て、
きりたつ岩に
散る波は瀧のやう。
かもめが鳴いて、
海は叫ぶ。



波打ち際

GANREF
 

2011年08月18日

風鈴

あんまり聞いた事がない唱歌シリーズ 夏の部その2

本日は昭和8年「新訂尋常小学唱歌 第五学年用」から
「風鈴」という歌ですよ

「新訂尋常小学唱歌 第五学年用」


「風鈴」
軒の風鈴、夕風に
ちりんりん、ちりんりん。
風鈴の音の涼しさよ。
晝の間のほてり消失せ、
夏の日は今ぞ暮行く。

軒の風鈴、夕風に
ちりんりん、ちりんりん。
打水の跡心地よや。
大空に月は浮かびて、
夏の夜は今ぞ更行く。



夏夜風

GANREF
 

2011年08月13日

夏の月

暑いし、お盆ですし
ブログも休暇ということで

音楽置いときましょう

「夏の月」という唱歌です
昭和8年「新訂尋常小学唱歌 第四学年用」に採用されました

「新訂尋常小学唱歌 第四学年用」

夏の月

涼しい風に、ゆらゆらと
波うつ廣い稲田の上に、
いつの間に浮出たか、
まんまるい夏の月。
きれいな顔して、にこにこと、
空から私をながめてる。

涼しい風に、ゆらゆらと
ゆられる蚊帳の中から見れば、
いつに間に出て來たか、
また此所へ夏の月。
嬉しい顔して、にこにこと、
窓から私をのぞいてる。

音源は戦後のもの、杉並児童合唱団です



 月の棲みか

GANREF
 

2011年07月30日

70年代日本SF(1)

じつは、この1970年代の日本のSF小説を結構読んでおりまして
小説を読むという楽しみの入り口が、このあたりだったのではなかったかと思います

この時期は日本のSF小説が最初に花開いた年代ですね
たくさんの作家が登場するのですが、その中心にいたのが、小松左京という人です

自分で文庫本を買って小説を読む
小松左京は、私がそんな習慣を持つきっかけになった作家の一人、かなり重要な一人、と言うことができます


本を処分する事がなかなか出来ない私は、昔買った文庫本なども押し入れの奥にしまってあるのですが
久しぶりに掘り出してみました


果てしなき流れの果に
「果てしなき流れの果に」昭和四十八年三月 ハヤカワJA文庫

これは早川書房の日本人作家レーベル、JA文庫シリーズ創刊第一作です
カバーイラストは生頼範義、ハードSFといえばこの人でしたね
内容は、忘れてしまいました
また読む楽しみができますから、それでいいのです


地球になった男
「地球になった男」昭和四十六年十二月 新潮文庫

新潮文庫からの第一作
カバーは荒木哲夫、銅版画の作家ですね
短編集、SFとしての処女作「地には平和を」が巻頭に入っています


日本アパッチ族
「日本アパッチ族」昭和四十六年九月 角川文庫

角川文庫の第一作
カバーは黒田征太郎
じつはこれが初小松左京だったと思います
大阪が舞台で、とても面白かった気がするんですが、話もなんとなく覚えています

裏側もあります、黒田征太郎32歳
日本アパッチ族(裏)


妄想ニッポン紀行
「妄想ニッポン紀行」昭和四十八年八月

講談社文庫から最初に出たのは小説ではなく紀行ルポ
大阪朝日放送のPR誌に連載されていたものだそうです
カバーは粟津潔
679ページもあるとても分厚い本で
結局これは最後まで読まなかったと思います
せっかくだから読んでみようかな


日本沈没
「日本沈没」昭和四十八年三月 カッパ・ノベルズ

おそらく初めて買った新書版
カバーは伊藤憲治
ものすごく売れた本
この小説で地震のメカニズムを知りましたね


SFから入った読書暦は、やがていろんな方向に手を広げ、昭和前半期にもたどり着きます
最近はほとんど小説を読まなくなりましたが、興味は今もいろんな方向にあります

そんな読書という趣味をもたらしてくれた小松左京が逝ってしまったと聞くと、やはり単に著名な作家が一人亡くなったというのとは、少し違う思いがあるのです

小松左京

「日本沈没」カッパ・ノベルズ 裏表紙の写真

関連記事:
70年代日本SF(星新一の巻)
70年代日本SF(筒井康隆の巻)
70年代日本SF(光瀬龍の巻)
70年代日本SF(眉村卓の巻)
70年代日本SF(半村良の巻)
70年代日本SF(かんべむさしの巻)
70年代日本SF(広瀬正の巻)
70年代日本SF(平井和正の巻)
 

2011年07月21日

どうする、新Mac

さて、昨日7月20日に新しいMac miniが発売されました

Mac mini 2011

春先から不調を訴えていた我が1999年製のMacG4の代替機種として予定していたものなのですが

すわ購入、となるかというとそうでもなく

なにしろ現環境はIntelMac以前ですから、新しいソフトがどんどん使えなくなっているものの、さりとて新しい機種にすると今使っているソフトが使えなくなる

今回のMacは値下げされて求めやすくなっているのですが、とはいえそれにともなう出費も必要、そして私は休業中、というわけです


当ブログ左サイドバーの下の方にAmazonの広告を入れているのですが、これは皆さんこれを買いましょうということではなく、自分の欲しい物を貼って、買ったらはずしていこう、という事なんですが


さてMac miniの広告はいつはずれるのかな
 

2011年06月28日

あんなこと言ってる

前回の文例集の画像を作っていて思った事

「いきなりこんなとんでもない事を申しあげねば、きまりが悪くてお尋ね出来ませんほど…」というところに出て来る「きまりが悪い」ということばですが
少し前までの映画や小説のセリフによく出て来ましたが、最近はあまり聞きませんね
「はずかしい」とか「かっこわるい」というような意味だと思うのですが
「アラ、私きまりが悪いわ」と香川京子がはにかんだり、「そりゃもう、きまりが悪いったらなかったわよ」と杉村春子が憤慨したり、とかよく見かけたものですが、いつ頃から言わなくなったのでしょうか
言葉の意味は知っていても、実際会話の中で使われているのは滅多に見ることがない気がします

あと、やはり最近ほとんど聞かれなくなった言葉に「心臓ね」というのがありまして、これもかつての小説や映画で見聞きしましたね
「度胸がある」とか「大胆だ」という意味なんですが

「テルちゃんも案外心臓だねえ」
「アラお兄様、現代女性はこれぐらいじゃないと生きて行けませんのヨ」
みたいな感じですね
具体的にどの作品、というわけではないんですが、どっかで聞いたような気がしてるんですけど、どこか忘れました
これも香川京子さんぽい、20歳ぐらいの

もうひとつ、これはちょっとややこしいんですが、「あんなこと言ってるわ」というのがありまして
「あんなこといってる」はもちろん今でも使っている言葉ですが、普通にいえば、あそこであの人が「あんな事を言っている」という意味で使っています
しかし昔の映画などで見かけるのは、現在目の前にいる人が、自分にむかって言った事に対して「あらあんな事言って」と返すという場合です

何か具体的な例がないかと探していますと、ネット上にこんな文章がありました、「心臓ね」とも合わせて、ちょうどいいのでお借りしてみましょう

「知ってる家なの?」

 コップを受けとりながら三郎が尋ねた。もうよほど落ちついていた。
「いいえ。でも水がなきゃあ貴方の口が汚ないと思って……」

「恐れ入った。その家は君、県の警察部長のお邸なんだぜ。大した心臓だなあ」

「あんなことを言ってる。貴方のためじゃありませんか」
(石坂洋次郎『暁の合唱』)

このサイトのこのページにあったんですけど
Yeemar's HomePage 【ことばをめぐる】00.12.06
ここでは「あんなこと言ってる」の考察もおこなわれております

「心臓ね」はこのような「大した心臓だなあ」の「大した」を取って「心臓だなあ」だけでも同じ意味で使えていた、という事です

石坂洋次郎の「暁の合唱」は昭和14〜16年「主婦之友」連載、三度も映画化されていますが、映画の中ではどうだったのでしょうね


「死語」というのは、ある時期流行った流行語が、すたれて使われなくなってしまった、という解釈であるとすれば、上にあげたような言葉は、日常的に使われていた普通の言葉や言い回しなどが、時代とともにいつのまにか使われなくなってしまったような事で、「死語」とは少し違う気がします

「日本語が乱れている」とか「正しい日本語を使いましょう」というような事をよく聞くのですが、生きて動いている人間が使っている言葉もまた生きて動いているとするならば、言葉が変わって行くのはあたりまえで、「正しい日本語」というも
のを、いったいいつの時代の誰が決めるのかいなあ、とか思ったりします


「暁の合唱」二度目の映画化は昭和30年、主演は香川京子さんでした

やっぱり香川京子さんか(何が?)

今回は文字ばかりで画像がないのはさびしいから、香川京子さんのYoutubeがあったので貼っときましょう

「暁の合唱」の主題歌、香川さん唯一のレコードらしいです


香川京子 暁の合唱(昭和30年)

「きまりが悪い」から思いついた事を書き始めたら、たどり着いたのが香川京子さんの歌とは、自分でも意外な結末

長い文章お付き合いありがとうございました
 

2011年06月04日

Mac起動不具合と改善の経緯

この数日、パソコンの調子が良くなかったのですが
なんとか、やっとこさっとこ改善したようです、一応は

パソコンの不具合の原因や対処法が分からずに、ネット上をウロウロと探しまわった経験は誰にもあるはず
そんな時、小さな記事に助けられたこともありました

いつか誰かの役に立つかもしれないので、今回の経緯を記しておきます

先ず環境
Mac G4 AGP 350
はいもう、この時点で今時の人ではないわけですが
CPUを1.4GHzにアップグレ−ド
ビデオカード、SATAカード、USB2.0カード、光学ドライブ、電源、内部ファン、などほとんどのパーツを増設・換装してきました
この拡張性が、ここまで長くこの機種を使えた理由だと思いますが、同時に不具合の原因も積み込んできたわけです
OSはLeopard10.5.8
PPCとしてはこれが最後のOSとなりますね

そして症状
通常起動、再起動が出来ない
起動ボタンを押すと、アップルマーク画面、Leopardだからグレーのやつね
そこに回転ギアが回りだす、ここまでは通常通り

Leopard起動画面

しかし、しばらくギアが回った後に、コイツが出る

カーネルパニック警告

カーネル・パニック警告
ああらおそろしや
コイツの出方がまた、いかにも「落ちましたっ」って感じでストーンと出て来るんです
まあ機会があれば見てください、そんな機会ないほうがいいですけど

で、言われた通りにリセットしても同じ状況になる訳です

試してみたら起動できる方法がいくつかありまして

まずOption起動
起動音の後にOptionボタンを押していると、起動ディスク選択画面になります
ここでシステムを選んで起動する
今の場合選択肢は一つしかないわけですが、それを選べば起動できました

PRAMクリア起動
Command+Option+P+R同時押し、指つります
2回目の起動音ではなす、これも起動できました

セーフブート起動
起動音がなったらShiftボタンを押し、ギアが回りだしたらはなす
時間はかかりますがこれも起動できました

でも毎回こんな事もしていられないわけですが、私はそんなに慌てませんでした
なぜなら、てっきり原因は内蔵電池の消耗で、PRAM関連、起動ディスクの設定が記録されないか読み取れないか、的な事で、電池さえ換えれば大丈夫、と思っていたからです
10年以上Mac使ってればそれくらい分かりますのさ、えへへん
などと余裕をばブッかましておりましたが、いざ電池を交換してもいっこうに改善しない
ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ となりますわな

その後、思いつく処置をあれこれとりまして
改善した直前にとった行動は次のようなことです

まずセーフブートで起動する
その状態でアクセス権修復(これは必要なかったかも)
システム環境設定の「起動ディスク」から起動システムを選択
そのままそこから再起動(「起動ディスク」内の再起動ボタンを使いました)

起動ディスク

それで通常通り起動できました
その後はシステム終了してからの起動、通常の再起動ともに元のシステムで立上がってくれています

で、原因は結局わからないわけですが
このような状況で改善したという事は、ハードやOSではなく、後から追加したなんらかのファイルがなんらかな状態になって、こんな事になった、みたいな感じのようです、定かではありませんが
なにひとつ、定かな事はないのですが
あるとすれば、セーフブートって素晴らしい、って事ですか

同じような環境で、同じような状況になった人がどれくらいいるのか、いないのかわかりませんけど
今後現れる可能性もどんどん少なくなって来ると思いますが
もしいたら、何らかの参考になればよいと思います

この夏、Macは新しいOSを発表します
それにともない、いよいよ13年ぶりに本体買い換えも検討しています
後数ヶ月、なんとかガンバッてもらいたい
バックアップは怠りなく
そんな日常です
 

2011年04月30日

四天王寺古書市 2011 春

四天王寺古書市 2011 春

曇って晴れて風吹いて

といったような午後でしたが
例によってブラブラしてきました

5月3日火曜日までやっています

明日は雨でしょうか
 

2011年03月13日

震災にあたって

今回の東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます

私は大阪の住人ですので、今回は全く被害はなく大丈夫なのですが
左側にいつも設置してあるブログパーツ「ジオターゲティング」によると、東日本から訪問してくださっている方々もたくさんいらしゃいます
もし被災し避難中の方がおられても、今はブログを見ているような余裕はないでしょうが、強い心でがんばってくれるのを祈るばかりです

また海外から心配していただいている読者の皆さんには、この更新でお礼と無事の報告に代えさせていただきたいと思います

関西の住人としては、つい阪神大震災を想起してしまいます
私は神戸の人間ではなかったのですが、なじみ深い街並が姿を変えてしまうのは心の痛むものです

被災地にあっては、一日も早い復興を願ってやみません

募金情報のまとめなどのリンクを貼っておきます
平成23年東北地方太平洋沖地震募金情報まとめ
 

2011年03月08日

こんな事ありました

去年の5月に書きました当ブログの「昭和4年のきれいな人達」という記事にコメントをいただきまして

それによりますと、その方の亡きお祖母様の若い頃の写真とそれが載った昔のアサヒグラフの記事を見つけて、

それをご自分のブログに載せて検索したところ、我がブログが出て来たそうで、そこでその記事にあるコンテストの詳細や、写真が賞品であった事などがわかった

という事のようです。子細はこちらのブログ記事で→びよよん自慢のおばあちゃん

 

 

常々このブログは何かの役に立っているのであろうか、と思っているわけですが

今回のように喜んでいただけますと、良かったなという気がします

 

しかし一方で

私はこのブログの中で、よく昭和前半期はけして大昔という訳ではない、ほんのちょっと前ぐらいの事だ、というような事を言っているのですが

そう言っておきながら、当時の写真などを載せる時に、まあ昔のモノだから、などといい加減にあつかっているところがありまして

 

思えばまだまだ現役の方々の時代なのですから、気を使う事もなければならぬなあ

と思ったりも、しましたよ

 

絵文字02

 

関連記事:昭和4年のきれいな人達

 

 

2011年02月21日

ウインドウズから投稿

1999年に初めてパソコンを買いまして
仕事上Mac以外の選択は無かったわけですが
特に困る事もなくずっと使い続けているわけです

とはいえWindows機もあった方が何かと便利、という事で2年ほど前に中古のPCを買ったのですが、どうも調子が悪い
調子が悪いと思いながらも、なんとかサイトの検証などに使っていたのですが
最近どうやらやはり故障していた事がわかりまして
故障したまま2年使ってるのもどうかと思いますが
なにぶん滅多に起動しないもので

とにかくなんとかアレコレやって、普通に使える状態になったのではないかと思います
で、そのPCから、あらためてこのブログを見てみますと、どうも文字が読みにくい(OSはXPです)
というわけで、いまさらながらフォント設定を変えてみようという試みをしてみました
メイリオ指定
XPにおいてもMeiryoフォント導入している人が多いとか

どうなのでしょうか、我が環境では少しは読みやすくなっているのですが

もしなにか不具合があれば元に戻すという事で 困った

今回の記事は初めてWindows IE8から投稿してみました
べつに何か変わるわけではないんですけどね
 

2011年02月06日

古写真ジェネレーター

四天王寺2010

さてこれは、大阪四天王寺境内で、明治の中頃の写真
ではなくて
当ブログにも載せた、去年の春の古書市の写真です

四天王寺_200

「幕末古写真ジェネレーター」で変換してもらいました

幕末古写真ジェネレーター
http://labs.wanokoto.jp/olds

2008年に公開されたサイトなのでご存じの方も多いと思いますが
「幕末古写真ジェネレーター」はどんな写真でもアップロードすれば簡単に、明治時代に撮ったような古い感じの写真にしてくれるサイトです
変換した写真は共有アルバムに残せて、誰でも見られるようにも出来ます
いろんな国の人が活用しているようですよ

過去と現在の不思議な交錯

ご近所の風景を幕末にしてみる、なんていかがですか
 

2011年01月01日

賀正 2011

新年あけましておめでとうございます


賀正2011

今年もよろしくお願いします

2010年12月27日

2011年度略暦

さて、A very merry Christmasも終わりまして
And a happy New Yearまでを残すのみとなりましたが
当ブログも本年最終更新になろうかと思います

お歳暮代わりに来年度の略暦が出来ましたので、御贔屓の皆様にお配りしたしますよ

2011年度略暦
クリックで拡大

以前作ったモノの日付とかをちょっと替えただけですけど
せっかく作ったので、来年度も活用しようと思った次第

当節あまり役にも立ちませんが、グッズとしてでもよろしければお持ちください

A4プリント仕様ですのでデスクトップで見るには、適宜縮小して下さいね

調べておりますと、来年は悪い方角が多い年にあたるようですよ
私自身はそういうの全然気にしないんですけども
皆さんもあまり気にしないように、楽しく新年を迎えてくださいね

ではよいお年を