2009年09月05日

走る走るルーク10

スイスイーっと頭部を完成

ほうら描き始めると速いでしょ


頭03


首は輪郭の楕円に書き足して合成しました
CS以降の合成はオブジェクトが残ってしまいますので拡張して一つのオブジェクトにしてしまいます
これはVer.8の頃からの習慣
オブジェクトを使って別のパーツを分割することがある
アウトライン表示にした時ややこしい
とかいろんな理由があります

彩色は本来一つの作業工程としてまとめてやる習慣なのですが、今回はわかりやすくするためにこの時点で色付けしてみました
最近はルークにもちょっとグラデーションを使っています

よく使う色はまとめてスウォッチにしてしまえば便利ですね


ルーク色


色を付ける事を考えると、重なる下の方から描いていけば良いのでしょうが、私はあまり気にしません
たとえば人の顔を描く時には、人それぞれに描きやすい慣れた手順があると思いますので、それに従えばよろしいかと

また、目とか口とか、パーツごとにマメにグループ化して、さらに目、口、眉、鼻を顔の上に乗るものとしてさらにグループ化するとか、そういう感じでセットみたいにしておくと、上下を入れ替えるのは、さほど手間な事ではありません


この「走る走るルーク」は動かすという前提で描いておりますが
もしかしたらその時、帽子の位置を変えるかもしれない
ということで、帽子を動かせるようにしておきました


帽子構造


動かすかもしれないけど、動かさないかもしれないなら、動かすと決まってから書き直せばいいじゃないの、と言う考えもあるかもしれませんが
それはぜんぜん違います
今回のような簡単な絵でも、一応出来上がってから一部を書き直すのは大変面倒な物です
ましてや、もっと複雑な構造になっていた場合おや

Illustratorで絵を描くという事は、ある意味貼り絵をしているような所があって、結構複雑に入り組んでいる事もあります

それでも修正は必ずやってきます
やってくる物はしょうがないとして
事前に予想しておける物ならば、準備しておこうということです

動かすかもしれないけど、動かさないかもしれない、でも動かさないと決まったわけではないならば動かす前提でやっておこうと


無駄になるかもしれませんが、この段階での作業量は、完成後に手を加える事を考えれば些細な物です

前回も言いましたトータルでの効率を考えれば
私の場合は こういう事になります

次回に続く

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2009年09月03日

走る走るルーク09

さあて、トレースしていきましょか

ところであらためて言うまでもない事ですが
でも念のために言っておきますが

このカテゴリの文章は、初めてIllustratorを使う人や、Illustratorを使ってイラストレーションを描こうとしている人のためのチュートリアルではけしてありません

あくまでも個人的なあれです、述懐です

テクニカルな意味でもVer.8時代の習慣による物が多く、最新の技法とかよくわかりませんので参考にはなりません

つまりは休業中に作業を忘れないための覚え書き
自分なりの作法と環境の確認
復帰への助走
もしくはお別れの挨拶
まあなんでもいいんですけど

とにかく誰かの役に立つ物ではないにせよ
まあ興味を持っていただければ読んでもいただこうか

そういう記述でございますので

あしからずご了承のほど

さて、ベジェ曲線の引き方については、どう言っていいのかわからないのでのでおいとくとして

とはいえ作業としてはけして難しくはありませんので、慣れてしまえばどうってことないです

私が描いているような絵は、単純な形の物ですから、それこそもうアルファベットの「U」の字が引ければ大丈夫です

いろんな大きさの、細かったり太かったり、平べったかったり、あっち向いてたりこっち向いてたり、尖ってたり丸かったりしますが、結局は「U」です、「U」の連続です
少々強引ですが、間違ってはいないです

心がけているのは、できるだけ単純に、効率よく、修正しやすく、というような所でしょうか

では、

頭部から描いて行きましょう
別に何処からでもいいんですが


ルークの輪郭は楕円です

楕円の上のポイントつかんでちょっとひっぱります


頭01


顔の向きにかかわらず、だいたいこれでやっています
これで済むならこれで良いわけです

耳は三点
眉毛とか耳の中の影とかは両端の二点だけで済ませます


頭02


目は、今回の場合色のある絵なので、白目と上半分にまつ毛の線、そして黒目と、三層で出来ています

白目とまつ毛ののラインを合わせるのは面倒なので、前面にコピーして作りましょう

まず目の大きさの丸を描き、それを同じ位置にコピーして二重にします
下の丸を線なしの白の塗りだけにして、上の丸を塗りなしの線だけにします
上の線だけの丸からまつ毛に必要な部分を残していらない所は消します
そして黒目を入れます

ルークの場合は、このまつ毛の所が目尻に向かって太くなるようにしていますが
こういうときは線をアウトライン化しましょう
アウトライン化するときは線端を四角いバット線端にしておきます
そして角の一点をもってちょっとずらせて太くしたり細くしたりすればいいわけです

今回は横顔なので縦長楕円になっていますが、後でまとめて変形してもいいし、最初から楕円で初めても大丈夫です

私はカットとして人物を描くことが多かったので、この白目の作業をアクション化していました


しろめアクション


最初に目の大きさの丸をひとつ描くだけで、それにアクションを適用すれば、白丸と黒線丸を重ねる所までを勝手にやってくれます
このように頻繁に行う作業は、アクション化しておくととても効率的ですので、どんどん活用しましょうね

アクションはボタンモードにしておくとワンタッチで便利です


アクション ボタンモード


あとルークは白目の下の部分をカットして形に変化を持たせています、

今回の場合は、丸形で白目を作ってから切りたい所に線を引いて分割し、いらない所を消すという方法です
現在のCSではパスファインダから分割すると、グループ化された状態になっているので、なにかとめんどくさいときは、分割した後グループ解除というアクションを作りましょう

まとめると


目を描く


今回の黒目は丸のままですが、たとえば下を見ている時など黒目の一部が隠れる時は、白目黒目をまとめて分割しないで、それぞれに分割作業をします
さきほどの白目分割用の線を二本用意しておくとか、白目の形を作ってから、それをコピーしてライン化してから黒目を切り抜くように分割するとかです

効率効率と言っておきながら、手間な事をするじゃないか、と言われるかもしれませんが、
後で黒目を少し動かしたい、というような事があるかもしれません
その時に白目が切り抜かれていると隙間ができてしまいます

基本的に私は修正ありきで作業しているので、完成までのトータルの時間短縮のためには、このようなやり方のほうがよいとかんがえているわけです

次回に続く

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2009年09月01日

走る走るルーク08

さあ線引きますよ

引きますよ、線

「runningrook01」ファイルを開きまして
まず線の設定をしましょう

今回は線幅0.25pt、黒色、塗りなし、丸形線端、ラウンド結合

線パレット

最終的に線画にする場合は、完成時の線幅で始めから描くのがわかりやすくていいと思いますが
今回は、線のない塗りだけの絵になる予定なので、細めの線で引いておきましょう
0.25ptというのはデフォルトで選択できる一番細い線です

丸形線端とは読んで字の如く線の端が丸いということ
ラウンド結合というのは、角も丸いということです

丸形線端バット線端

線を太くしてわかりやすくしました
左が丸形線端、ラウンド結合
右がバット線端、マイター結合です

線の端がちがいますね、一方は丸く、一方は四角くスパッと切れたようになっています
ピースのスの角もカチッと出ています

線画を描く場合は出来上がりのイメージによって使い分ければよいですが
今回はトレースだけなので丸形端線の方がわかりやすくていいと思います

あとバット線端や突出線端を使うときは、上の図でも少し出ていますが、ピースのピの字の線が重なった所とか、図の方の小指の根元あたりにちょっとした角がはみ出すときがあるので気をつけましょう

さてこの線の設定ですが、いろいろと作業をしているうちに設定が変わってしまった時にいちいち線パレットからやり直すのは面倒ですね
スポイドツールで吸い直すという方法もありますが
スタイルパレットに登録しておくという方法もあります

スタイルというのはグラフィックスタイルというもので、ここには線とか塗りとか効果とかいろんなモノを設定しておけます
デフォルトで入っている物はまず使いませんので、よく使う線幅を登録したオリジナルのスタイルパレットを作ってしまいましょう

スタイルパレット

線のみとなっているのがそれ
これを開いておけば、作業を開始するときや、途中で線設定を変えたいときなど、ワンタッチで必要な線を選ぶ事ができて、とても便利ですよ

というところで

次回に


やっぱり
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2009年08月28日

走る走るルーク07

さて、前回ショートカットの話をした時に、15ボタン便利っていうけど、ショートカットはもっとたくさん使うでしょう、それにコマンドキーが出てないじゃないの、どうするのさcommandわっ、と思われたやも

たしかに、コマンドキーはベジェトレースをしている時には最も頻繁に使うキーかもしれません

Illustratorのペンツールで線を引いていますと、描き終わりたい所でいったんペンツールを切らないとどこまでも線がつながったままになってしまいます、線描画を終わらせるにはいろんな方法がありますが、一番効率的なのは、線を切りたい所でコマンドキーを押し、選択ツールに変更して空いた場所をクリックして線を終わらせる、という方法だと思います

この時あらかじめダイレクト選択ツールを選んでおくとそのままベジェのハンドルをつかんで形の修正、そしてボタンを離せばまたペンツールにもどりますので、すぐ次の線を引き始められる
一連の作業が右手だけでおこなえるので、とても便利
ということで、私はコマンドキーを、このペンのボタンに設定しております
なんといっても「トレースはリズムだ」ですから

ペン設定

intuosのペンには2つボタンが付いています
ひとつはコマンドキーを、そしてもうひとつにはポップアップメニューというものを設定しています

このポップアップメニュー機能というのは、ワンタッチでいつでも出せるカスタマイズできるコンテクストメニューみたいなものです

ここにマウスに入りきらなかったショートカットを登録するわけです
目で見て選べるし、その時カーソルのある位置に出てくるので、ペンを大きく動かす必要もありません
いくつでも登録できるので、頻繁に使う物でなくても、たとえばキーを3つとか4つとか同時押ししなければならない複雑なストロークの物や、メニューから選ぶと2階層3階層たどらなければならないものなども、大変効率的に選択できます

これは現行機種でも、intuos以外の下位機種でも使える大変便利な機能ですのでぜひ活用してはいかが

ポップアップメニュー

これは現在私が設定しているポップアップメニューです


実は今私が使っているタブレットは初代のFAVOというA6サイズのモノでして

初代FAVO

言ってませんでしたっけ
これは休業中による作業環境によるものです

左手は以前に買って使わないままだったWacomのスマートスクロール(現在販売終了)を使っています

スマートスクロール

これもよくできた便利な物なんですが、やはり4Dマウス…あ、もういいですかそうですか

さて、これでほぼ前置きが終わりましたでしょうか
次回こそはなんとか、線を引き始めたい、と思いますが

どうなりますことか
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2009年08月26日

走る走るルーク06

ええと、今回は最初に言っておきますが
やっぱりまだ描き始めてはおりません

そして文章が長いわりには、現状役立つ話でもありません

最終的には愚痴になります

ですから今回は丸ごとスッ飛ばしてもらっても結構なんですが


さて、Illustratorでベジェトレースする際に重要なのはショートカットです
Windowsな人にはキーボードショートカットと言ったほうがいいでしょうか
ツールの切り替えやオブジェクトに対する操作などを、いちいちツールバーなどから選ぶ代わりに、特定のキーを組み合わせて押す事によって、効率よくやってしまう、ということですね
オブジェクトっていうのは、Illustratorで描いた絵の、それぞれのパーツ、みたいなことです

ペンタブレットを使っている人の多くは、右手にペンを持って、左手はキーボードの上に置き、ブラインドでパキパキとキーを押さえながら、スイスイ作業をする、というようなカッコイイ姿があるわけですが

私はと言えば、ほとんどキーボードを使いません、キーの組み合わせも覚えていません

そこで
前回申し上げましたる、4Dマウスが出てくるわけです

4Dマウス

このマウスは、本来のマウスの仕事であるカーソルを動かすという機能を切る事ができます
その上でボタンだけを反応させるわけです

マウスには五つのボタンと側面にホイールが一つ付いておりまして、マウスの上と下の部分をずらす事によって左右どちらの手でも使えるようになっています
このホイールを親指で操作するわけですが、前に押した時、何もしないとき、手前に引いた時、の三つのポジションに対してそれぞれ違うキーストロークを五つのボタンに登録できます
つまり5×3=15ボタンというわけです

4Dマウス設定
画像はOS9での設定

タブレット用のマウスですから、タブレットの上に置かなければ反応しませんので、

マッピング設定

このように反応エリアを分ける設定にして、右上の広いエリアをペン用、左下の小さなエリアにマウスを置いておくわけです
同じエリアに共存させると、ペンとマウスがカチカチぶつかってしまいます、だからある程度の広さが必要なわけで、
ゆえにA4サイズ以上の製品にのみ付属している、という事なのだろうと思います

このように設定しますと、キーボードに左手を伸ばしているのに比べて、姿勢的にもたいへん楽で、
あたかも実際の紙に何か書いているときの、左手で紙を押さえ、右手でペンを動かすときのような、とても自然な姿勢をとる事ができます

そして入力時に動かすのは指先だけです、肘も手首も動かす必要はありません、親指、人差し指、中指の三本の指先を、ほんの1センチ動かすだけです、リアルに1センチ以上動かす必要は本当にありません
それだけで15個ものキーストロークが押せるのです

ちなみに私は、この15個のボタンに次のようなショートカットを設定しておりました
Shiftキー、Optionキー、Spaceキー(手のひら)、画面拡大、画面縮小、ペンツール、選択ツール、ダイレクト選択ツール、グループ、グループ解除、オブジェクトを前面に、背面に、最前面に、最背面に、消去

という感じでした
そしてキー設定の配置を、たとえば拡大/縮小とか、グループ/グループ解除とか、前面に/背面にとか、同じ系統の操作を同じボタンに設定して、ホイールを前後して打ちわけるようにすると、とても直感的でわかりやすい操作感になるという事です

どうです便利でしょう
私はこれはもう本当に世界最強の左手入力デバイスだと思っているのですが、どうでしょうか

ところが

実はこの4Dマウスは、intuosがモデルチェンジしてintuos2になった時に付属しなくなっています、つまり廃止されております
ドライバも現行ドライバでは、初代intuos対応ドライバであるにもかかわらず、15ボタン設定はできなくなっています
何たる事でしょうか

まったく何たる事でしょうかしら

まあ、言っててもしょうがないんですけどね

intuosは現在intuos4となって発売中です
本体にファンクションキーやタッチホイールが付いて、とても使いやすく進化しているようですよ

でもねえ、少なくとも私個人にとっては、この4Dマウスよりも便利な仕組みは無いと、言い切りますが

あんまり言ってると、自分の使っていた物だけが最高で、新しい物を認めない偏狭な人間と思われても何ですので
このへんにしておきます

最後に、この機能は古いドライバを入れれば今でも使えます(Ver.4.7.9とか)、OSXでも大丈夫、intelの事はわかりませんです

初代intuos i-900はもちろん今は販売されておりませんが、中古コーナーなどで時々見かけます

とはいえ

これだけ語っておいてこんな事言うのもなんですが、これから新たにタブレットを使い始めようと言う人は
新しい製品を買って、自分なりに慣れていくのが絶対に良いと思います


Wacom Intuos4 Medium PTK-640/K0

というところで、次回に続く

次回こそは
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2009年08月25日

走る走るルーク05

さて、前回保存した「runningrook01」ファイルを開きましょう

いよいよトレースを始めるわけですが
実は私はIllustratorを使う時には、ペンタブレットを用いています

ほう、Illustratorでタブレットですか、とおっしゃる向きもあるかもしれません

確かにベジェ曲線によるトレースというのは、下書きの線を上からそのままなぞるという作業ではありません
ペンの軌道は下書きの線とはまったく違う所を動くわけですが、しだいに慣れてくれば、あたかも線をなぞっているかのような感覚になってくるものです
人の脳というモノは、そういうふうにできているのです

余談になりますが、そんなに余談でもないのですが
以前何かの雑誌で、タブレットを使っている人のインタビューみたいな記事があったんですけど
雑誌の名前も人物の名前も忘れてしまいましたが

タブレットで絵を描いていると、たとえどんなにハイスペックなマシンを使っていても、どうしても実際の自分の手の動きと、モニター上のカーソルの動きにズレができる
はじめのうちはそれがとても気になるけれども、慣れてくればいつのまにか、その微妙な時間差を脳が織り込んでくれて、手の動きを勝手に修正し、細かい作業であっても、やがて違和感無く使えるようになる
脳ってすばらしい

みたいな話でした

低スペックに文句を言う前に、まずは描き慣れろ、というような事でもありましょうか

あながち余談でもなかったでしょ

ベジェトレースにおいてもそのような事が言えるのではないかと思っております

いずれにせよ絵を描いているわけですから、マウスを滑らしているよりも、ペンを持って、ピッと立てて、それをクリクリ動かしている方が、何か自然なスタイルのように思えるという事もあります

さて、仕事をしていた時に使っていたタブレットは、WACOMの初代intuos i-900という製品で、入力エリアA4サイズのどちらかといえば大きい方です

intuos i900

どれぐらいのサイズにすればよいかわからなかったので、大は小を兼ねると思いこの大きいのを選びました
実際私のような使い方をする場合は、そんなに大きなサイズは必要ないということが後にわかるのですが、しかし、この大きさのタブレットを買って決定的に良かった点がありました
それが、付属の「4Dマウス」というやつです

4Dマウス

ええぇ、タブレットのマウスゥ?

なるほど、確かにタブレットのマウスは評判が悪いです
やれ「マウスイラネ」だの「マウス捨てた」だの「箱に入ったままです」だのといった意見をよく聞きます

しかしそれはねえ君たち、この4Dマウスの15ボタン機能を知って言っているのかね?

と申し上げたいわけであります

この4Dマウスがいかによくできた物であるかを語る前に、とりあえず冒頭で開いた「runningrook01」ファイルを閉じておきましょうねえ

なぜなら、続きは次回だから

次回は未定

あえぇ
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2009年08月23日

走る走るルーク04

さていよいよ描き始めますよ

最初に作った下書きをあらためて見てみましょう


走る走るルーク下書き

これは百円均一で売っているB5のらくがき帳に鉛筆で書いたもの
仕事をしている時は、A4の1mm方眼紙に描いていました、やっぱり百均で買ったやつ

1mm方眼紙はパース的なものはもちろんですが、普通のキャラクターのイラストでも
直線とか直角とか、二つの物の大きさを合わせるとか、左右対称にするとか、そういうアタリを付けたりするのに大変重宝します
ところがこのA4サイズのやつがなかなか売っていなくて、見つけると有るだけ買っておく、というような事をしておりました

さてこの下書きには、まず最初のザックリとしたラフがあって、それをもとにわりとシッカリしたラフを作り、さらにそれをもとにしてトレース用のカッチリとした下書きを作ります、下書きは比較的細部まで書き込みます、なぜならトレースを始めたら一気にやってしまいたいからです
以前本家サイト「…のできるまで」シリーズでもいいましたが、トレースはできるだけ機械的に淡々とやりたい方で
途中であれこれ推考したり修正したりするのは嫌だという、これはまあ性格の問題です

「トレースはリズムだ!」これを我がスローガンといたしたい、ということであります

今回の下書きは、ザックリラフから作ったシッカリラフぐらいの感じです
前にいちど描いた物ですし、そんなにややこしい所もないので

明確なイメージがない時には、このザックリからシッカリの間で何枚も描き直しをすることになりまして
本家サイト作業所にございます「蘇州夜曲のできるまで。」前編にて、その一端を見ていただく事ができます

さて今回の下書きの原寸は10cmx8cmぐらいです、これをば72dpiのグレースケールでスキャンしまして、jpg保存いたしますと、これが下書き画像となるわけです
runningrook001.jpgと名付けました

では、これを前回作りましたIllustrator新規ファイルに配置しましょう

ファイルメニューから「配置」を選びまして下書き画像を選択します

配置画面

下にあるテンプレートという所にチェックしておくと、最初からテンプレートとして配置されます
テンプレートというのは、トレースするために、画像を薄く表示して、さらにレイヤーをロックすることです

私の場合はスキャンが雑で、角度を調整したりする事が多いので、後からテンプレート化するのが習慣です
後からする場合は、レイヤーパレットのメニューの中のテンプレートにチェックを入れます

レイヤーメニュー

初期設定では50%濃度ですが、もっと薄くしたいとかいうときは、パレットメニューのそのレイヤーのオプションから、今の場合では、「レイヤー1」のオプション…、から変更できます

このような感じで最初のレイヤーに配置されました

配置後

この下書きレイヤーの上に、新規レイヤーを追加しまして、いよいよベジェトレースしていくわけですが

ここで一回保存して、ファイルに名前を付けましょう

今回は「runningrook01.ai」としました

Illustratorに限らず、パソコンソフトを使う上で最も重要な事がこの保存ですね
何はなくとも保存、保存です
これを怠りますと、大の大人が子供のように号泣するような事も、無くはありませんものね

というところで次回に続く

次回は未定

ええぇ?!

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2009年08月21日

勝手に挿絵 3

勝手に挿絵
第三回は、キャラコさん第十話「馬と老人」より

第十話 馬と老人

なんかだんだん絵が細かくなって来てますが
これはいけませんね

次回は何か別の小説で、もっとシンプルに、を心がけて描いてみましょう

本日の御本の紹介は
久生十蘭と出会った現代教養文庫版

現代教養文庫版

古書価格は五百円から数千円というところでしょうか

なるべく五百円で買いましょう
古書市とかで結構見かけますね
タグ:勝手に挿絵
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2009年08月18日

走る走るルーク03

そういうわけで、今日はさっそく起動しますよCS3

まずたっぷりと時間をかけて起動画面を眺めまして

起動画面

やがてツールバーなどが現れたら、新規ファイルを作ります

新規ファイル

私の場合は、印刷用途でやっておりましたので、解像度300ppi、CMYKカラー、A4 立て位置
ということになります

作業画面はこのような感じになります

作業画面

ツールバーとパレット類は右側にまとめてあります
パレットは使うものだけ出す、基本的にはVer.8時代の慣れた環境にあわせてあります

画面の枠はA4サイズのアートボード、内側の細い線(実は破線)はページ分割線、まあ印刷可能領域ですね
印刷できないスペースが結構広いですが、これは使っているアルプス電気のMD-5500というプリンタの機能上の問題です

このMD-5500というのはマイクロドライ方式のプリンタで、インクジェットにくらべると、モノクロのラインやテキストがクッキリと印刷できます、線画主体であった私の仕事には大変適したプリンタであります

印字速度が遅い、作業音がうるさい、OSXに完全対応していない、さらにはIntelMac未対応

などの問題点はありますが、補って余りある印字品質があります、写真をほとんど出力しない私の環境では、インクジェットにする理由はまったくありませんでした
Macと同時に購入して一回修理に出しましたが、今でも充分活躍してくれています

とはいえ、仕事はデータ納品ですので、用途としては、一回プリントして仕上がりの確認をするのと、それを紙媒体としてファイリングしておくと、後で確認するのが簡単だ、というぐらいのことなんですけど
まあアナログ人間としては、実体としての紙で持っておくと安心、という所もありましょうか

とにかく普通紙に0.25ptのラインをすっきり印刷してくれるのを見ると、これはやはりIllustratorに適したプリンタではないかなあと思います

このMD-5500は現在店頭では販売されておりませんが、メーカーサイトから直接購入することができますよ

MD-5500

まあ買う事はないでしょうけど

さて、ほんとにそろそろ描き始めましょうね、というところで、次回に続く

次回は未定

ええぇ?!
posted by nakaco at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Illustrator

2009年08月17日

走る走るルーク02

Illstratorを使って仕事をデータ化するまでは、もちろん手描きだったわけで
わたしの場合、ケント紙にロットリングを用いて線画を描く、という事が多かったのですが
ロットリングというのは均一な線を引くペンですから、Illustratorに移行するには非常に違和感のない絵を描いていたという事になります
例えば比較的きっちりとした商品図などを描く時は、
定規やテンプレートや雲形などを使って神経質にやっておりましたものが

エアコン

サックサク描けましたし

キャラっぽいカットイラストも

クリーナー

そうそう、こんな感じの絵にしたかったッス的な仕上がりを見せてくれました

もちろん最初から思い通りの絵が描けていたわけではありませんが
しだいに慣れてくると絵の方がIllustratorを使って描きやすいように変化していったのかもしれません
それはそれでどうかと思いますけど

何よりの恩恵は、やはり作業時間の短縮と、修正し放題というところで
誠実に仕事をしていたワタクシは、気になった所の修正ややり直しは出来る限りやっていこうという信条だったのですが、そういう事からもIllustrator導入後は、作業時間が1/100になりました、大げさですけど

でも心情的にはそれぐらいの感じはありました

Mac100万円時代ならともかく、私が買った時は新品でも本体20万円ぐらいでしたから
今から思ってもけして高い投資ではなかったという事です

まあ、そんな話はともかく、さっさと「走る走るルーク」描き始めましょうか
というところで、次回に続く

次回は未定

ええぇ?!
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2009年08月11日

走る走るルーク01

さて、「走る走るルーク」リニューアルですが、今回が01回、前回は予告の00回といたします
まあどうでもいいことなんですけど

現在の使用ソフトはadobe Illustrator CS3です

イラストレーターCS3

PCはApple PowerMac G4です Macを使う人はPCとは言わないんですけどね

Power Mac G4

1999年に買った350MHzのAGPモデル、後に1.4GHzのCPUに付け替えた物です
メモリは安くなったPC100 SDRAM 512MBを4枚刺しの2GB

現状においてはショボいスペックですが、なんとかがんばっております


仕事にMacを導入したのは1999年後半ぐらいからで、その時はOS9上におけるIllustrator8.0から始めました

Mac OS9
イラストレーター8

始めましたというか、結局仕事を休む2005年4月まで、同じ環境だったんですけど

現在はOSX10.5.7です

OSX Leopard


さて、ソフトウェアを買って最初にする事は、使い方をおぼえるという事ですが
ソフトに付いてくるマニュアルという物は、ご存知の通り、ご存知かどうか知りませんが、とにかく役に立たないという事で、そこで参考書を買うわけですね

わたしが買ったのはこの

illustrator8.0スピードマスター インフォメディア著

illustrator8.0スピードマスター

たくさんあった中からこれを選んだのは、表紙が黄色くてかわいかった、中身がオールカラーできれいだった
というような理由でしょうか

あとMYCOMのMacFan Special4 Adobe Illustrator 8.0 日本語版
これは「すべてがわかる!」と書いてあったので、すべてがわかるのかと思って

MacFan Special 4

この二冊でなんだかわかったような気になったというところで、あとは手探りで自分のやる作業だけなんとか慣れていったという感じでしょうか

現在でも基本はこのVer.8.0の時の使い方のままです、便利で新しい機能とか知らないまま使っているのでしょうが、まあそれはそれでいいです


さて、ではそろそろ描き始めましょうか、というところで、次回に続く

次回は未定

ええぇ?!
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2009年08月05日

Illustratorカテゴリ

このブログはブログを作るという事が目的だったわけですが
いまや昔の事ばかり語るブログになってきております

昭和前期に特化しているわけではないので、何か別の事も書きましょうねえ

といっても何も思いつかないからまた絵でも描きましょうかということで

走る走るルーク

これは以前本家サイト出張所に貼ってあった「走る走るルーク」のGIFですが

これを作り直してみようかと思っております

その過程と、adobe Illustratorというソフトでイラストレーションを描くということについての、なんといいますかまあ感想のようなモノを、自らの覚え書き的な意味も込めて、記録しようかなと思います

少しずつになると思いますので長くなるかもしれません
Illustratorというカテゴリでのんびりやりたいと思います

あと昭和前半期の出来事や、勝手に挿絵もなんか楽しいので随時続けていきたいと考えておりますので、なにとぞよろしく

ということで
「走る走るルーク リニューアル」第一回は

走る走るルーク下書き

下書きだけ

次回は未定

ええぇ?!
posted by nakaco at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Illustrator