2011年01月10日

お正月は双六〈男子向き〉

前回に続きまして、双六を

本日はカラーで男子向け

「新版剣戟英雄双六」

前回と同じ昭和2年印刷となっています

付録ではなくこの双六自体が商品だったのではないでしょうか


剣戟英雄双六
クリックで拡大

よく見ますと「素浪人」とか「怪人」とか、どのへんが英雄?と思いますが

これはこの昭和2年から前年の大正15年頃に公開された映画のタイトルのようです

「蜘蛛」や「若様」なんていう映画もちゃんとありましたよ

「照る日曇る日」や「修羅八荒」は、戦後もリメイクされた人気作品

上がりは何でしょう、「児雷也」でしょうか

 

よく見ると、主人公が追っ手や捕り方に囲まれて窮地に陥っている場面が多いです

ここから孤軍奮闘、多勢に向って切り込んでゆく大立ち回り

というのが当時の剣戟映画のパターンなのかもしれません

阪妻の「雄呂血」やマキノの「浪人街」もそんな感じでしたね

 

 

おまけ

久々にキネマ文字鑑賞 時代劇編 それぞれクリックでちょっと拡大

 

雄呂血

「雄呂血」大正14年

 

乱闘の巷

「乱闘の巷」大正15年


鳴門秘帖 1927

「鳴門秘帖」昭和2年



忠治御用篇

「忠治御用篇」昭和2年



砂絵呪縛 東亜キネマ 1927

「砂絵呪縛」昭和2年

 
posted by nakaco at 13:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 昭和前半期
この記事へのコメント
前回の少女双六も楽しかったですが、
この「新版剣戟英雄双六」映画ファンにはたまりませんねぇ。
クリックして拡大して、おまけに首を180度傾けて見入ってしまいましたよ。
首が痛いです(笑)
この時代の少年たちも心躍らせて遊んだことでしょうね。

それからキネマ文字、やっぱりいいですね。
この時代をおしゃれでかっこよいと感じるのは
この装飾文字に拠るところも一因だなとあらためて感じます。
Posted by アネモネ at 2011年01月14日 23:02
>アネモネさん
こんばんわ

そうなんです、装飾図案文字はこのブログを始めた頃、ほぼ最初に取り上げたテーマですからね
いわば当ブログの原点、これからも機会があればどんどん載せて行きましょう
というか、ネタに詰れば図案文字、や、これはイイゾ
Posted by NAKACO at 2011年01月14日 23:50
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