2018年05月02日

四天王寺 良い陽気

4月29日、天気の良い日曜日、黄金週間中、人多し、本買わず。
四天王寺20180429
雲ひとつ無し。
塔がまた工事しておりました。

回廊の入り口前に立っているのぼりは2016年の春ぐらいから。
なんとなく筆で書いた文字だと思っていたけど、あらためてよく見ると。

番匠器御名号幟
なんかノコギリとかトンカチを組み合わせて文字にしている。

これは「番匠器御名号」というもので。
番匠器御名号解説
(画像は四天王寺HPより)

番匠器とは大工道具のこと。
聖徳太子は仏教とともに寺院建築技術も大陸から招来されまして、大工技術の始祖ともいわれているそうです。
改修工事中につき、安全祈願の意味を込めて幟を立てている、ということなんですね。

ちなみにこのデザインは、佐野研二郎氏とかが作ったわけではなく、じつは593年四天王寺伽藍建立時に太子自身が書かれたものだとされています。