今回は「筒井康隆」の巻です。
最初に読んだのはこれですね。
著者初の文庫版

「幻想の未来」
角川文庫 1971年8月10日(日付は初版発行日) 160円
カバーは杉村篤氏
絵自体は15世紀の画家ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「十字架降架」の背景に地球を合わせたもの。
杉村氏はこの後も角川文庫の筒井作品のカバーを10作ほど手掛けますが、そこでは自身で絵を描いています。
おもしろい絵がいっぱいです。

「霊長類 南へ」
講談社(ハードカバー)1969年 10月15日 690円
カバーは柳生弦一郎
読書は文庫派、という私ですが、ハードカバーを買った事もあります。
これがその一冊、この長編は5年後の1974年8月に講談社文庫の筒井作品第一弾になります。
実はこの本は第四刷で、買ったときはすでに文庫が出ていたと思います。
カバーを描いた柳生弦一郎氏は絵本作家でおなじみですが、この頃は少しタッチが違いますね。

「家族八景」
新潮社 1972年 2月20日 550円
カバー 真鍋博
これもハードカバー。
ハードカバーで買ったのはほとんどこの時期の筒井作品です。
きっと、あんまり面白かったので文庫化が待てなかったのかもしれません。
ごらんの通り値段も安かった。
「家族八景」が新潮文庫の第一作になるのは1975年2月です。
文庫のカバーも真鍋さんでした。

「馬の首風雲録」
ハヤカワ文庫 昭和1972年 3月20日 280円
カバー 新井苑子
新井さんはガッシュの使い手、女性らしい優しく柔らかいタッチが特徴ですが、この作品は戦争もの、戦争と兵隊と新井苑子のミスマッチが逆マッチ、という事です。
線画の挿絵が何点も入っていまして、もはやこの小説の人物や風景は新井さんのイメージ以外考えられないですね。

「東海道戦争」
ハヤカワ文庫JA 昭和1973年8月10日 240円
カバー 真鍋博
ハヤカワJAシリーズの第一作は「東海道戦争」
これまた面白い短編集でしたね。
こういうのを読んで、どんどんハマっていったわけです。
ここでも真鍋氏のカバーデザインは秀逸。
というわけで、いわゆる御三家の三人目。
関西に住んでいると、毎週テレビで筒井先生を見ることが出来ます。
ああ、元気なのだな、と思い、ホッとしたりするわけです。
関連記事:
70年代日本SF(小松左京の巻)
70年代日本SF(星新一の巻)





















